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「たとえ、神にだって、俺は従わない」(キリコ・キュービー)
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最近、ももいろクローバーZに嵌りました。
今更感ですが、嵌ったものは仕方が無いです(苦笑
きっかけはこの動画でした。

ももいろクローバーに全く興味がない人も応援したくなっちゃう動画

この動画をきっかけに音源を買い、ライブに足を運び、 気がつけば毎日ももクロちゃんのことを考えるようになっていました。 いい年のオッサンが…。
現在までの我人生において、 ここまでアイドルに嵌ったことはありませんでした。 確かに好きな芸能人やアイドルはそれなりにいましたし、 ガキの頃は浅香唯のファンでしたが、 それらの感覚とは違う嵌り方をしているのです、確実に。
で、なんでこんなに急速に嵌ったのか自問自答してみたのですが、
まずは以下の動画を見てください。

これはももいろクローバーが何故か神聖かまってちゃんと対バンした「ももクロとかまってちゃん」の際、
開始から連続7曲全力パフォーマンスをやりきってからのMCです。

「私たちのことを知ってる人は手を挙げて!」
「今、手を挙げなかった人も、次は絶対挙げさせてあげるよ!」


これです。
この茶畑のシンデレラが言ってのけたMCが全てを物語っていました。

路上からスタートし、狭いワンボックスでのロード生活。
土日中心に数えきれないライブをこなした叩き上げ。
仕掛ける側はAKBやハロプロを意識し、
対抗すべく悪ノリを含め独自のアイデアや方向性を打ち出し、
本人達も自覚してそれを全力でやる。
その全力を楽しみつつ…。

そう、この攻性の部隊は、
土俵こそ違えど私が好んで聴いているレフトでエクストリームな音楽家達と大差ない姿勢を貫いているのです。
プヲタ全開なマネージャーさんのプロレス/格闘技的な仕掛けも確かにツボですし、
前山田健一氏を筆頭にアッパーで攻めてる楽曲が多いのも、
平均的なアイドルの基準で考えればかなりレフトで私の好みです。
しかし、それ以上に私の心を鷲掴みにするのは、
自分たちの立ち位置を踏まえつつ、独自性の高い方向性を自ら楽しみ、
更にそれに新たなアイデアすら加え、全力で楽しんでやる。
そういった彼女たちの姿勢なのです。

CASBAHのヴォーカリストの羽鳥氏が、
「ライブの後に打ち上げには行かない。全力を出すので行く体力が残ってない」
みたいな発言をしていたインタビューを私は読んだ覚えがあり、
当時えらく感銘を受けました。
ももいろクローバーZも1日複数公演であろうと、
頑なに“アストロ球団一試合完全燃焼スタイル”を貫いています。
平均的アイドルの範疇を超えた激しいダンスと音数の多いアッパーな楽曲を、
酸欠で倒れても不思議ではない運動量で…。

「全力じゃなかったら失礼だよね」

これもまたリーダーの名言なのですが、
こんな言葉が自然に出るところも自分が惹かれるところです。
もう勢い的には、かつて「常にエクストリームでありたい」と語っていたフィリップ・アンセルモみたいじゃないですか。
ファンに対して全力のパフォーマンスで挑むというのは、
ハードコアやエクストリームなメタルではかなり重要な部分です。
どんなに素晴らしい音源をリリースしても、
手を抜いたとファンが思うようなライブを行なっていると、
いつの日にかそのバンドは「あいつらスタジオバンドだからね」と馬鹿にされることになります。
こういった面でも、彼女たちは所謂アイドルとは次元が違うと感じました。

私とほぼ同世代と思われる大人たちが、
良い意味での“バカ”をフル稼働させて、所謂アイドルの枠を超えた角度で仕掛け、
彼女たちがそれに自分たちのアイデアも盛り込み、楽しみ、全力でやる。

自分の限界に挑む。

CONVERGEの名作「Jane Doe」をして、
かつて某文士がこのようなことを書いていた記憶があります。

「ハードコアの限界をを追求していたら、既にハードコアの限界を超えていた」

そして、私はまだまだ過渡期であるももいろクローバーZに、

「アイドルの限界を追求していたら、既にアイドルの限界を超えていた」

のような、アイドルを超えた新しい何かを見せてくれるのでは…と、期待しているのかもしれません。
気持ち的には、極限の速さを追求したらNAPALM DEATHだったとか、
究極の遅さを追求したらEARTHだったとか、
楽器のできないパンクなアフロ・アメリカンがヒップホップというツールで作ったPUBLIC ENEMYとか、
そういう新しい何かのドキドキ感すら私は抱いています。

長くなりましたが、
嵌った理由の重要な部分はこんなところだと思います。

あ、気持ち的には限りなく箱推しなんですが…
推しメンはしおりんです(ェ
つい最近握手会も行きました。
皆マジ天使でした。


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