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「たとえ、神にだって、俺は従わない」(キリコ・キュービー)
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という名前で、他人の携帯に俺の番号が登録されていたら泣くねwwwww

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今日は某カントク & chizu姐さんと、
「チェイサー」という韓国の実際に起こった連続殺人事件をベースにした映画を見てきた。

ちょっと前に見てきた「ウォッチメン」が今年1番かもと思っていたのだが、
それに肉薄する勢いで本年度個人的ベスト上位に入るわコレ。

実話ベースなのもあるが、焦燥感と緊張感が半端ない。
シリアル・キラー系ってありがちなのだと被害者視点と犯人視点の行ったり来たりだったり、
又は警察視点を強調すると単なる刑事ものになりがちなんだけど、
この作品は主人公(前田日明兄さん・似)が元・刑事のデリヘル元締めという特異なもののため、
既視感があまりないように思えたし、主人公の行動の理由付け等に穴が無いためかなりのめり込めた。
またその主人公の序盤から後半への心の移り変わりが凄くリアルで、
それを過剰に煽るわけでもなく、かといって冷徹すぎず、
ごくごく自然に顔の演技(台詞ではない。ここ重要)とオーソドックスな撮影方法だけで表現してゆく。
時間軸を崩したり映像技術で過剰に演出したりせず、始まりから終わりまでを自然な流れで表現してゆく。
そう、全てが自然に流れてゆく感覚。
実際にその事件の数日間を丸々体感した気持ちにさせてくれる。
これってすごくね?
実際にはコマ切れなのに、演技と映像の連続性と整合感がそうさせるんだろうけど、
某カントク曰く、やはり簡単にはできないことらしく邦画では皆無みたい。
あと感情を表す際の映像表現がドラマティック過ぎず、それでいて説得力満載で素晴らしかった。
話が一本道で、事実ベースとは言えありがちなサスペンスや謎解き要素を完全に排除し、
そうは言ってもドキュメント・タッチではなくあくまでフィクションのハード・サスペンス映画然とした作風で、
一切のダレもなく緊張感を保てるのは素晴らしい脚本と俳優陣の高い演技力があってのことだろう。
兎に角、ギミックがない。
また、レーティングが18禁なのも納得の暴力描写。
格闘は作品の性質上リアルなぐちゃぐちゃ系、
切株云々ではなく痛い描写。
殺陣を感じさせないのも見事。
勧善懲悪のないリアリズム、人間の心の闇、保身や利己的な考えで動く警察への批判、
人でなしが事件を通して人間の温かみを取り戻していくヒューマンドラマ...
そのどれもが嫌みなく調和している。

本当、若干いらないと思えるシーンもあったかもだが、
全体の素晴らしさから考えたら些末なこと。
大傑作ですねマジで。

ここまで予算に頼らず王道なのに、
今の日本の映画界でこんだけのもの撮れる人いねぇだろと感じてしまう悲しさもあるがね...

凄すぎて見た後の疲労感が凄いですが、
「打ちのめされる映画が見たい」方は一見の価値アリですよ。

てか、ディカプリオのハリウッド・リメイクが決まってるみたいだが、
コレを超えるのはムリだろjk
 

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という曲がVOIVODにありますが、
それをに捧げたいと思うのは俺だけじゃないはず。

危険をかえりみず、
死ぬとわかっていても、
行動しなければならない時がある!

鉄郎はそれを知っていた・・・・・・!!

 

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